2008年入社 新田工場 油脂ﾘｻｲｸﾙ課所属
油の回収を行うドライバーの部署で、係長として業務のとりまとめを任せていただいています。具体的には、回収作業に関してのお客様との打ち合わせ・営業担当、事務担当との連絡調整・ルート考案・回収可否の判断、回収数量の調整・ドライバー帰着時の報告受付・回収補助の手配(臨時、多量時、代走など)・歩合計算 ・車両管理(車検や修理など)を担当しています。
Ｑ．気を付けていることはありますか？
１つの間違いが大きなことにつながるので、間違いやミスのないようにすることにとても気を遣います。ドライバーがミスを起こさないようにするためにも、１人ひとりが理解できる言葉で伝えるように気を付けています。歩合計算も、ドライバーの給料に関わるため正確に行わないといけない。また、当社の中で、お客様と直接接する機会が多いのはドライバーであり、ドライバー一人ひとりの態度が、会社の評価に直結するので、そこは気を付けるようにしています。お客様には、何かあった際には先方より早くこちらから連絡するよう努めています。大手企業様と連絡を取り合うこともあり、メールの文面や言葉遣いなど、日々とても勉強になっています。
Ｑ．どんなところで苦労しますか？
20名以上のドライバーが日々、回収に回っているので、やはりミスは起こってしまいます。個々のミスを防ぐために、すべてルール化するわけにもいかないし、かと言って言葉で伝えるだけで簡単に防げるものでもない。どのように伝えたら良いのかすごく悩むし、考えさせられます。その点、ものすごく成長させてもらっていると実感しています。
Ｑ．やりがいはありますか？
気を遣うこと、難しいことが多い分、できたときの達成感はとても大きく、自信につながります。我々が頑張ったことで、感謝を伝えて頂いたり、会社が褒められたりしてすごくやりがいを感じます。これは私がドライバー時代はわからなかったことですが、直接お客様とやりとりするようになって初めて実感できました。いつも感謝を伝えて下さるお客様もいらっしゃって、嬉しい気持ちになります。このことはドライバーたちにも伝えるようにしています。また、大手企業様含めこれだけ多数のお客様と広くお付き合いさせて頂いている会社で働けること自体が、とても誇らしいです。
Ｑ．入社してから今までどうでしたか？
運転が好きで、ドライバーとして入社してから15年以上経ちます。当初はずっとドライバーとして働くつもりでいましたが、5年ほど前に係長のお話を頂きました。私で良いのか迷いましたが、お受けすることになり今に至ります。思えば、１年１年過ぎるのがとても早かったです。「もう～月か」、「もうこの時期か」みたいな感じで。１日１日も過ぎるのもすごく早い。前職が工場勤務だったので余計にそう感じるのですが、良い意味で忙しくて、それが私に合っているのだと思います。先日ある先輩から、入社当時と比べて「喋るの上手くなったな」と言ってもらえて、嬉しかったです。
Ｑ．読んで下さっている方に伝えたいことはありますか？
一般の方と直接関わる機会が多くなく、はたから見ると一見何をしている会社かわかりづらいかも知れません。しかし食用油を扱っている点では皆さまのご家庭でも馴染みのあるものです。イベント出展や、一般家庭の廃食用油回収にも取り組んでおり、少しずつですが、認知が広がってきているようにも感じます。私には小学生の子供もいますが、SDGｓという言葉は子どもたちは皆知っています。油もそうですが、今まで捨てていたようなペットボトルキャップや缶のプルタブなども集めてリサイクルを推進するなどにも取り組んでいます。エコな事業や取り組みを行っている企業であることを、広く皆さまに知って頂きたいと思い頑張っています。先にもお話ししましたが、行ってないところを探すのが難しいくらい、色々なところとお付き合いをさせて頂いています。そこがすごいなと、旨を張れると思えるところだと思っていますので、是非興味をもって頂けると嬉しいです。