当社は、地球環境を守り、より豊かな地域社会の実現に貢献することを目的に、中小企業版SBT認定を取得いたしました。
2023年度のScope1とScope2のCO2※排出量は2040.7 tであり、これを基準として2030年までに42%の削減を目標としています。 ※本資料では、温室効果ガス(GHG)をCO₂と表記します。

<植田油脂株式会社のCO2排出量削減の取り組みについて>
- Scope1のCO2排出量削減に向けた取り組み
廃食用油由来の軽油代替燃料を製造して、自社の運搬トラックや工場のボイラー、自家発電機の代替燃料として使用します。
また燃料消費量を抑えるため、ハイブリッド車やEVを積極的に導入します。
- Scope2のCO2排出量削減に向けた取り組み
高性能な断熱材を導入して建物の断熱性能を高め、電力を使用する空調設備の負荷を軽減し、電力使用量を削減する計画です。さらに、太陽光、風力、水力などの再生可能エネルギー源からの電力調達や発電を拡大することで、系統電力への依存度を低減していきます。
- Scope3のCO2排出量削減に向けた取り組み
Scope3のCO2排出量の算定に向けて準備しています。
<植田油脂株式会社の環境方針>
当社事業活動の各段階(回収・製造・販売)において、油脂リサイクルを推進し、環境の保全向上に努めます。
当社は、環境マネジメントシステムを確立し、さらに教育を実施し、事業の継続的改善を図ると共に環境汚染の予防に努めます。
当社の事業に係る環境関連の法規制及び協会の規則を遵守します。
当社の事業活動において、環境に与える直接・間接の影響を特定し、定めた環境目標を達成するため、特に以下の改善に努めます。
- 省資源を徹底します
- 省エネルギーを推進します
- グリーン購入を推進します
- 社内緑化運動を推進します
- 油脂リサイクル活動を推進します
- 環境と安全に配慮した油脂取扱技術の維持向上に努めます
- CSR活動を推進します
- SDGsの理念に沿った行動を推進します
- バイオディーゼル燃料車の使用台数を順次増やしてCO2削減を推進します
- 誰もが働きやすい、人にやさしい職場改善を推進します
- 環境教育の一環として「環境社会検定試験(eco検定)®」等の受験を推奨します。
※ 環境社会検定試験(eco検定)®は東京商工会議所の登録商標です。
<植田油脂株式会社のその他の取り組み>
一般家庭から排出される廃食用油の回収網を拡大し、地域のCO2排出量削減に貢献します。
<パリ協定>
世界198の国・機関が参加する国連気候変動枠組条約に基づいて、2015年にフランスのパリで開催された第21回締約国会議(COP21)で採択された、最新の国際的な取り決め。パリ協定では、「世界の平均気温上昇を産業革命前と比べて 2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」目標を定めています。
<SBTイニシアティブ>
SBTは、温室効果ガス排出量に関して、パリ協定が求める「年間4.2%以上の削減」という水準を目安に、企業が設定する具体的な削減目標のことです。
SBTイニシアティブはパリ協定の目標達成を目指して、SBT認定を含め、企業や組織の気候変動への取り組みを支援する国際的な組織です。